top of page

ABOUT SANOVA 13

SANOVA 13  are ;

Vo. : KILLΛ

Gt. : MΞRCY

Ba. : WΘΘDY

Dr. : ΛЯI

【​バンド名:SANOVA 13】

SANOVA 13というバンド名は、造語であり、ポートマントー(詳しくは「ジャバウォックの詩」)とも呼ばれる言葉である。

単語を分解することで意味が見えてくる。

 

SANOVA = Sun + Novaの合成語であり、太陽と新星を意味する。

太陽と新星は古代から生命の源として崇高な存在の象徴とされてきた。

 

それらの単語と並ぶのが数字の「13」。タロットでも死神を表す不吉な数字として知られている。

 

「太陽」「新星」「死神」という単語を並べている一方で、英語の語句としてバンド名を解釈すると、

Sanova 13 = Son of a "13" (13から生まれた子供)という言葉が隠れている。

総じて捻り出される意味が、13から生まれた「太陽」と「新星」。つまり、「死」から生まれた「生」である。

 

「死」という存在があるからこそ「生」が存在しているといえる。

〜「無」があるからこそ「有」があるのだ〜

--- 少々ややこしい気持ちにさせてしまっただろうか。

では、みなさんは「ドーナツの穴」をご存知だろうか?

そもそも穴というものは、何もない部分のことだが、何もない穴という部分があるからこそ穴と言える。

「何もない部分(穴)」が「ある」という、パラドックスの有名な例え話だ。

トンネルもそうだ。トンネルという存在はあるが、実態は何もない突き抜かれた部分のことを指す。

 

音楽も然り、休符という無音があるからこそ、音の存在が認められる。

書道も、墨と空間があるからこそ、そこに文字が認められるのだ。

立ち戻れば、太陽や新星といった存在も無があるからこそ、存在しているといえるものなのだ。

闇があるからこそ、光が存在する  ーーー

相反する両極の存在を認めることで、存在するものひとつひとつを受け入れる事ができる。

あるがままを。

すべてのものを受け入れる。

ー そして初めて存在するもの。

 

SANOVA 13。

死や無を隣り合わせにして、今日も光の如く駈け抜ける。

 

bottom of page